2021年7月9日に全国公開され大ヒットロングランとなった『映画:フィッシュマンズ』がBlu-ray化。本作は、Filmarks 初日満足度ランキングで1位を獲得。コロナ禍にも関わらず多くのファンがリピート鑑賞をし、全国各地でフィッシュマンズ旋風を巻き起した。
初回限定『「映画:フィッシュマンズ」<スペシャルボックス>』には、映画本編に加え「闘魂2019」ライブそして、そのリハーサルを追ったドキュメンタリー作品「闘魂:フィッシュマンズ」が収録される。
「映画:フィッシュマンズ」あらすじ
20世紀末の東京で、純粋に音楽を追い求めた孤高のバンド、フィッシュマンズ。国内外で高く評価されている彼らだが、その道のりは平坦ではなかった。セールス不振。レコード会社移籍。相次ぐメンバー脱退。ボーカリスト・佐藤伸治の突然の死……。ひとり残されたリーダー・茂木欣一は、脱退した仲間たちに声をかけ、バンドを再始動させる。そして2019 年、佐藤伸治が世を去ってから20年目の春、フィッシュマンズは特別な覚悟を持ってステージへと向かう。原田郁子(クラムボン)、ハナレグミ、UA、YO-KING(真心ブラザーズ)、こだま和文など豪華アーティストとフィッシュマンズのメンバーが、結成から現在までのバンドの道のりと、音楽に対する熱い想いを語る。関係者が保管していた秘蔵映像も多数収録。音楽ドキュメンタリーとしては異例の172分に及ぶ渾身の作品。
「闘魂:フィッシュマンズ」あらすじ
1991年のメジャーデビュー以降、国内外で熱い支持を受けるダブ・ロックバンド、フィッシュマンズ。彼らは、ボーカリスト・佐藤伸治が亡くなって20年の節目にライブ『闘魂2019』を開催し、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了した。
『映画:フィッシュマンズ』の撮影は、この『闘魂 2019』のリハーサルから始まった。和やかな雰囲気で始まったセッションは、やがて熱を帯び、試行錯誤と微調整を積み重ねるストイックな作業に入っていく。メンバーの顔つきが変わる。それぞれの鳴らす音がぶつかり合い、絡み合って、グルーヴが生まれる。彼らはずっと封印していた楽曲「ゆらめき IN THE AIR」を、演奏しようとしていた。『闘魂 2019』にかけるメンバー・関係者のそれぞれの想い、バンドの看板を守り続けてきたリーダー・茂木欣一の覚悟が、いま明らかになる。